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長いこと準備中で申し訳なかったです。やっと世界観についてお知らせできるですよ。 で、せっかくだから登場人物のお二人に説明をお願いするです。 |
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はじめましてー。主人公のリトア・ホーシェです。ちなみにゲームでは最初はヴァダとは出会ってないよ。 |
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ヴァダ・ルーガンだ。まあ、ここで二人そろっているのは仕方ないだろう。リトアだけじゃろくな説明ができないだろうからな。 |
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私たちの世界は小説『光のきざはし』から100年くらい未来のお話です。……で、『光のきざはし』って、そもそもどんなの? |
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お前な……(汗) まあ、知らなくてもいいのは確かだが。今の常識が形になる前の話だから。 |
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常識ってたとえばなぁに? |
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この世界は『秩序』によって作られていて、それをつかさどるのが精霊であることとかだな。 |
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へぇー。それじゃあ、それまでは『混沌』がでてきたときってどうしてたの? ほっといたら今の世界が壊れちゃったりするんでしょ? |
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『混沌』がそこらに出現することがなかったんだ。そもそも『光のきざはし』の時に『秩序』を無に帰そうとしたことがきっかけで世界にほころびが出始めたんだ。 |
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その時に精霊のことも皆が知るようになったんだ? なるほどー。 |
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…………(無言で本を渡す) |
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なぁに、これ? 『祭官の成り立ち』? |
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僕達が目指す職業、『祭官』について、次回説明するからお前もきちんと予習して来い。役に立たなすぎだ、お前。 |
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う。勉強嫌い……。 |
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…………本当に祭官になる気があるのか、お前は。 |