横浜オフ XREA.COM

■参加者

並び順は50音順らしいよ、一応。
HKRさん...HKRROOM
arikさん...Dreaming about you.
Smanさん...How to
青葉さん...8Bit
綾野さん...AYANO BRAND
かりんさん
紫梳さん...DELUSION NOCTURNE
舞都さん...電脳画廊ヒュプノティカ
ゆい...Mythical Sky

■邂逅

 2003年4月12日。今日はオフ会。11時に関内駅に集合です。比較的近い……てゆーか、職場に行くより明らかに早い。天気はいまいちですが、まだ降ってはいない。折り畳み傘を持っていきたいところですが、先日壊れたまま、気に入ったものがないのでまだ買っておらず。……まぁ、降ったら買おう。というわけで9:45、自宅を出発。
 歩いていると舞都さんから携帯にメール。「20分くらい遅れます」ふむふむ。
 前もって検索しておいた電車に乗り、町田駅で乗り換え。小田急とJRの駅って結構離れています。8分の待ち合わせでギリギリってどうよ。いくら切符を買う手間もあったとはいえ。なんにせよ、前回の北海道オフのときのようなアクシデントもなく、無事に乗り継ぎ、予定通り関内到着。10:56。
 待ち合わせは「中華街よりの改札前」……ホームの出口表示を見るが、北口南口、どっちにも「中華街」の表示はない。……むむ? ちと困っているとすぐそばにアルファベット表記の案内が。「→South China Town」……なぜ英語表記だけですか。日本人にも優しくしてください。
 さて……今回のオフ、お初の方とそうでない方がいらっしゃるわけですが。お初の人とは服装を伝えるでもなく、連絡先も知らず(爆)ちゃんと会えるのか、私。てゆーか、そもそも人の顔を覚えるのは苦手……。どきどき。
 改札を出て、あたりをきょろきょろ。…………あ。あそこに女性の集まりがっ。知らない顔が多いけど、でもそのうちのひとりは綾野さんだっ。よしっ覚えてた(爆)というわけでそそそっと近づきつつ会釈。
「おはようございます、ゆいです〜」
「あ、はじめまして」
 見知らぬ顔はarikさんとかりんさんと判明。てゆーか、お初はそのお二方だけです。そこへ、別のところにいらしたらしいHKRさんと紫梳さんがいらっしゃる。ふう、無事に合流。
「あ、舞都さんですが20分くらい遅れるそうなので先に動いててくれ、だそうです」
とひとまず報告。
「あー、青葉さんも遅れるらしいですよ」
「どうしましょうか?」
「ここでぼーっと待ってても仕方ないですしねぇ」
「じゃあ中華街の方に歩きますか」
 ぞろぞろと横断歩道を渡り、横浜スタジアム前を歩き…………。ふと、HKRさんが立ち止まりました。

「あれ? Smanさんは?」

 …………………………。
 はうっ!?
 全員立ち止まる。そういえば女性しか今、居ませんよ? 遅れると聞いたのは舞都さんと青葉さんだけだし。なんか、遅れる人の話をしたせいか、集まれる人は全員そろった気分になっていたようです、全員(笑
「しまったーっ!」
「最初ッからネタ全開ですかっ」
 いかんいかん、と駅前へ戻りつつHKRさんはSmanさんに「今どこですか?」とメール。歩いている途中でレス。「今ついたところです」……ほっ(笑
「悪いから内緒にしておきましょうね」
「あ、でもレポートではばらす方向で」
 とか言いつつ、関内駅前再び。Smanさん合流。なんかあと10分程度で舞都さんもついちゃうんじゃなかろうか。待ってましょうか。と、私の携帯に電話。舞都さん到着。
「あ、まだ関内駅の南口でたむろってますんで」
 急いで向かう、とのことだったので皆で待つ。………………こない。あれ?
 電話してみよう。プルルルル……。……でない。おや?(汗
「なぜ出やらへんのーっ!」
 思わず謎の方言をしゃべる私。もう一度電話……やっぱり出ない。そして気がつくと背後から現れた舞都さん。ど、どこからっ!?
「電話したんですけどー」
「あ、ホント? 気付かなかった」
 しょんぼり。
 ともかく青葉さんはまだしばらくかかりそうなので、今度こそ中華街にれっつごーなのです(笑

■肉まん? 豚まん?

 ちなみに今回は「紫梳さんお任せコース」となっております(笑)要するに案内役を押し付けただけというか(爆)HKRさんは中華街好きとのことで、何度もいらっしゃっているそうですが、私はもう10年以上前に少し来たきり。他の方も初めてという方が多く。迷子にならないよう、一生懸命紫梳さんについていく(笑
 時間はそろそろ11:30。小腹もすいた時分です。
「いきなり肉まんでいいですか?」
「問題ないです」
 というわけで、それひとつでおなかがいっぱいになるという500円の巨大肉まん……否。豚まんをげっと。他にもいろいろあって迷ったけど、とりあえず原点回帰で。舞都さんは個数限定に惹かれて角煮まん(?)だったかな。
 マジで大きいです。皆で歩きながら食す。はむはむ。しかもうまい。すごいぞ、中華街。
 飲み物もほしいよね、ということでタピオカ入りドリンクを売っている所に赴きました。私は買いませんでしたけど。いや、ココナツミルクはなんかダメだし。とりあえず肉まんあれば良かったし。
 さて、現在8人。気がつくといつも2列縦隊です。人も多いしねー。で、かりんさんと並んで歩いた時に「大阪の出身なんですか?」って聞いてみました。いえ、疑問にするまでもなく懐かしき関西弁だったのですが、一応(笑
「ゆいさんもですか?」
 と肯定のあと、聞き返されました。私、時々……いや割と? 関西弁が混じるのです。特にボケツッコミは関西弁だね! 奈良にはしばらく住んでいたので。そこでちらりと方言(?)談義。
「そういえば、『豚まん』って関西ですよね?」
「あ、やっぱりそうですよね。さっき普通に『豚まん』書いてあったからどっちやったかなー思たんですけど」
「こっちの方って『肉まん』ですからね。私、久しぶりに『豚まん』って表現をみましたよー」
 でも、なんで違うんだろ。

■全員集合

 関帝廟をのぞき、武器屋(笑)をのぞき。いや、素で「武器屋」って書いてあるんですが。中に入ると壁には主に中国の武器がいろいろ飾ってありました。さらに「武器在庫あります」の張り紙。ステキーっ。九節鞭と三節棍が見られて満足です。
 小1時間もたったでしょうか。青葉さんから関内に到着、という連絡が。「石川町までいってもらってもいいですよー」とHKRさんがしばらく電話で話していらっしゃいましたがどうやらもう降りているご様子。再び全員で関内駅へ。ぞろぞろ。やっぱり2列縦隊(笑)
 到着したところでHKRさんが電話。……てゆーか、もう青葉さんの背中が見えてますが。
「青葉さーん。そのまま後ろを向いてくださーい」
 というわけで12:30。今回の参加者総勢9名集合。「歩くのめんどくさい」という理由で電車に乗り一駅。石川町下車。……この距離をめんどくさいといわれても(汗)とか思ってしまったんですが。まあいいか。中華街に染め上げられた石川町のホームを見れたことだし。
 そしてやっぱり中華街へ向かっててくてくと。途中、柵の向こうの広い道にねそべる猫を発見。
「あんな風に寝てみたいなー」
「気持ちよさそうですよね」
 そこへarikさん。すみません、勘違い。かりんさんだったそうです。
「でも合宿のときにあんなふうに寝ましたよ」
「え、……道の真中で大の字になったんですか?」
「はい」
 合宿って確かに普段と違う場所に行くし、普段と違うことをやるかもしれませんが。道の真中で寝転がるなんてそうそうできる場所はない、ような気がするのは私だけだろうか。

 青葉さんがおなかがすいているとおっしゃるのでやっぱり豚まんの元へご案内。
「私たちはもう食べてきたんですけど、おいしかったですよ」
「まあ、私を差し置いて。ひどいわー」
「はうー。なんで私だけー?」
 北海道オフのレポートでたくさんネタにしたからですか、青葉さん。

■中華ってーよりアジア

 青葉さんが巨大豚まんをゲットしたあとはふらふらと目に付いた雑貨屋へ。ちょっとどこへどの順番でいったのか、すでにあやふやなのでなんか違うかもしれませんがそこはご愛嬌ってことにしてください。
 とりあえずあちこち歩いてのヒットを。
 その1。「のび太のくせに生意気だぞ!」Tシャツ。胸元にこの台詞がばん、と。そして裏を返せばすごく適当というか味があるというか、でも誰だかわかるイラストとともに一言。「心の友」。……すげえ。
 同じくTシャツ。「ジャイアンの方程式。ジャイアンの物+スネ夫の物=ジャイアンの物」……さすがだ。
 その2。回転ゲコゲコ。棒から伸びたワイヤーが、片面にしか皮の張ってない太鼓みたいなものにつながっていて、ぐるぐる回すとカエルの鳴き声のような音がする、という民族楽器。民族楽器はなんか好きです。
 民族楽器といえば小さいシタールも置いてあったけど高かった……。25000円くらいするんだもんよ。シタールとかサズ(トルコの楽器)とかいいなぁ……。でも、楽器としてほしいというより、小説とか、今作ってるRPGの資料として見ている私。それもどうよ。
 あとは動物の指人形がざらざらと。HKRさんは「買いだ!」と物色。3つほど購入されていました。そーいや舞都さんが自分の指にはめてデジカメにおさめていたなぁ。
 しかし……Tシャツにしても、指人形にしてもシタールにしても……全然中華じゃないですが。いや、確かにチャイナ服とかも売ってますけどね? 食べ物は中華ばかりですけどね?
 そしてさんざん眺めるだけ眺めておいて何も買わない女(笑

■無敵王

 ↑なんかそんなロボットアニメがあったような……。
 ちょっとお茶しよう、ということになりまして中華街から離脱。喫茶店、なのかな? 飲み物とケーキとかがおいてあるお店へ……入る直前、隣に置いてあったスヌーピーのガチャガチャが目に付いてのぞく私(笑)
「どうかしたんですか?」
「いや、スヌーピー好きなんですよ」
 ぬいぐるみキーチェーンの様子。外から見た限り、ガチャガチャにしては出来はよさそうだ。ちゃんとかわいくスヌーピーに見える。…………200円投下♪ 怖いなあ、オフ会という場の勢い。スヌーピーの足跡模様のハンドルをぐりぐり回し、でてきたカプセルにもスヌーピーの顔がプリントされてる。すげえ! ちなみにパステルグリーンのスヌーピーが出てきました。かわいい。さっそくかばんにつけてみる。……このかばんには色が合わないかもしれない(爆)まあいいか♪
 ほくほくしつつ、急いで他の方のあとに続いてやっとこお店に入る。店の名前、音だけ聞くと「むてきろう」。一瞬「無敵王」と聞こえる。強そうだ。
 入るときに見えたケーキとかパンもおいしそうだったけど、とりあえずみんな飲み物。アールグレイ・カプチーノ・ココア……ばらばらやな、みんな(笑
 男性お2人は猫舌なことが発覚。私も熱いのはどっちかというと苦手ですけど。そんでまあ、のみつつだべりんぐ。
 ここでかねてからの疑問(おおげさ)をぶつけてみることに。今回のメンバーでサイトを持っていないのはかりんさんのみ。
「かりんさんは創作とかされないんですか?」
「ないに等しいですね〜」
「ということは書いたことはあるんですね(にやり☆)」
 揚げ足とりと呼ぶがいいさ。すかさずつっこみ「書きましょうよ〜。サイトつくりましょうよ〜」とあおってみる。
「書きたいものがあるならまず書きましょう! 書いてから悩めばいいんです。書かないとはじまりませんよ」
「あ、それは確かに」
「最近日記しか更新してないや」
「日記だって立派なコンテンツ!」
 などなど。さらりと周囲を巻き込みつつ、かりんさんサイト立ち上げ計画を発動する私。そんなにあおってどーするというのだろう(笑

 年齢の話にもなりましたな。昨年春の池袋オフではSmanさんとのジェネレーションギャップを感じた我々なわけですが、その原因は「ゲームウォッチ」を知っているか否か。ゲームボーイが出るまでは携帯ゲームはソフトとハードは別じゃなかったんですよ。たとえて言うならたまごっち(古)あそこまで小さくはないけど。
 その話をしたら。
arikさん「私も知らないです」
 な、なんですとっ!? 私が境目ですか? そっかー。まあ確かにゲームボーイも初期のものが発売されてからずいぶんたつしねぇ。当時購入していた『○年の科学』で特集組んだんですよ、発売当時。でなければゲームにあまり触らない子供だった私が存在をしっているわけもないのだ(笑)ということは……えーと最低でも15年前か。そーか。

■山登り

「せっかくだから観光っぽいところへいきますか?」
 と、紫梳さんがつれていってくださったのは外人墓地。入口では『募金』を集めていました。ええ、募金だそうです。そこを通らないと中に入れない位置で箱とパンフレットを置いて待ち構えていようとも募金だそうです。ひとり200円程度からの募金だそうですよ……。入場料を取るより性質が悪いと思ったのは私だけでしょうか? つーか、小銭がない。あくまで募金なのでつり銭なんかあるわけもない。だ、誰がこんなところで1000円もはらうかよっ。つーか、せめて100円で勘弁しやがれ。<ただいまの小銭146円
 内心でどーよと思いつつもかりんさんのご好意で小銭を借りて入場。
 まぁ、普段は中に入ることができないらしいので入れるだけよかったのかなとも思いますが。ともかくまずは資料館へ。うーむ、誰の墓、とか言われてもって感じだなぁ。
「あれ、かりんさん眼鏡かけられるんですか?」
 ふと気づいて舞都さん。
「細かい字を読むときはかけるんですよー。英語やったから読もう思てかけたんですけど、よく見たら下に日本語で書いてあって(笑)」
 いや、英語を読もうとしただけでもすごいなぁと思ってしまった私。外国語なんてもうすっかりご無沙汰……いいのか図書館職員。自問自答。
 で、しばらく中をうろついていたら……あれ、HKRさんたちは?
「先にいっちゃったみたいですよ」
 気が付いたら二手に。外に出て歩いていたらはるか彼方にHKRさんたちを発見。……えーと。どう分かれていたのかすでに記憶から消えているあたり記憶力なさすぎです、私。とりあえず、外国人のお墓はいろんな形があって、こういう言い方はどうかと思いますが見栄えがするなぁと。外国に日本人墓地とかあっても、観光地にはならなそうだと思いませんか。みんな似たり寄ったりの墓石で。
 お墓の形について話したり、石に刻まれていた言葉(日本語)にあった「数奇な運命」ってどんな運命をたどったんだ、とか、墓地に椿ってどーなのよとか。あとはなんかダンジョンの話? 「モンスターが現れた!」「ここで現れるのってやっぱり……」「アンデット系はやだなぁ」とか。しゃべりつつぐるりと1周。雨がぱらついてきました。さすがにもたないか、天気。

 先に行っていた方々と合流して、お次は「港の見える丘公園」へ。長い上にそのまんまな名前である。当然港が見える……わけですが。入り組んでるのであんまり「「海っ」という感じもなく。
「湖って言われたら信じますよね」
と言ったのは誰だったか。
 ちなみに敷地内のローズ・ガーデンは時期的に葉っぱしかなくていまいち……。とりあえず名前には笑わせていただきましたがね。「ホワイト・マジック」とか(白魔術ですか?)

■It's a small world?

 崩壊危険地域とかなんとかいう札のある道をてくてくおりて、次に向かったのは人形の家。併設されている喫茶店の名前が『メルヘン』だったためびみょーに話題を呼ぶ(笑)舞都さんはアレ以来、何度か他の人を誘っていったそうだ、ミルキーウェイ。
 世界各地の大小さまざまな人形が並べられていて、気分は某ネズミ王国のアトラクション。「この顔いいなー」とか「うわ、おざなりな足っ」とか。いろいろコメントつけつつ綾野さんと最後尾をのんびり見て回る。
「このトロンボーンおかしい……。あ、これって」
 小さな楽隊の人形たちを眺めてコメントする綾野さん。さすが知識がある人は見るところが違いますね。私はひたすら衣装を眺めていましたよ(笑
 2階へあがる……前に。この階段、へんな位置に壁があるんですけど……? 壁に仕切られて階段が二つに分かれている状態。しかも片方すごく狭い。壁面のガラス部分に何かを展示するためのスペースなのかな、とも思ったのですが、それにしてはガラス部分に何かを置けるほどの桟はなく。なぞだ。
 首を傾げつつ2階へ。どうやら2階は日本の人形ばかりおいてあるみたいです。五月人形とか7段飾りの雛人形とか。うちは1段飾りさっ。綾野さんちは3人官女までいたらしいぞ。いやまあ、いいんですけどね、どうでも。
 雛人形用の小道具もたくさん飾ってありました。嫁入り道具なんですよね、あれって。そのなかに双六・碁盤・将棋盤とならんでいるのにはちょっとびっくり。しかしこんな小さいのにはっきり将棋盤だってわかるからすごいよなー。なんか細かいの好きですよね、日本人。
 そうしてぐるりと一巡り。外に出ようとすると……うわ、雨が本格的に降っています。これはさすがに傘がないと厳しい……。買える場所に行くまでかりんさんと相合傘♪ 途中のコンビニでビニ傘をゲットする。ああ、軽くて安い折りたたみ傘がほしい。

■人形

 さて時間は16時をまわり、事前に予約したカラオケは18時から。んでは休憩&軽く腹に入れるため目に付いたマクドナルドへ。しばらくみんな「セットだと多いかなー」「おなかに入ることは入るんですけど」「夕飯はカラオケの後だから8時以降ですよねぇ」などなど、何を買うかで悩みます。私はチーズバーガーセット。サイドメニューをプチパンケーキにして。ポテトだとさすがにおなかにたまりますからね。
 9人がまとまって座れる席なんてファーストフードにあるわけもなく。うまいこと近くが空いた席で4・3・2と別れて座りました。私はHKRさんとふたりきり♪ ツクラー(RPGツクールなど、ツクールシリーズで製作をする人の呼び名)にしか通じないネタでもりあがってみたり、小説の話をしてみたり。ああ、ホント、書きたいものがあるのにストーリーが固まらないんだよなぁ、私。
 あらかた食べ終わったところで、雑貨屋で買った指人形をとりだすHKRさん。
「さりげなくアピール」
といって人差し指にはめて頬杖をついてみたりする。
 猿の指人形、両手で灰色の細長い物体をもっているのですが、これがなんだかよくわからない。魚? らっぱ?
「へびをすすっているのさ♪」
 へ、蛇っ!? てゆーか、すするっ!? ……そーか。すすってるのか。怖いな、猿。
 そんなことをやっていたら、しきいの向こうのお子様たちの目にとまったらしく。
「やぁ」
 HKRさんの猿がご挨拶すると、マックポテトを抱えた犬のぬいぐるみが鼻をおしつけてきた。ハッピーセットのおまけかね?
 見つかっちゃったよ、とあせっている割にはきっちりつきあって猿を動かしていたあたり、ええ人や、HKRさん。
「これで心の広い人だったらプレゼントするんだろうけど」
 いやぁ、それはなかなかやりませんよ、さすがに。だって今日買ったばかりじゃないですか。
 店を出るときも「バイバーイ」と大人気です、HKRさん。ご本人は早く逃げ出したそうでしたけどね(笑
 さて、外のベンチにででんと腰掛けるドナルドにいちゃもんつけつつ、カラオケ目指して中華街再び。

■服買ったの、何ヶ月ぶりだろう(笑

 カラオケのはいっているビルにたどりついたのが17:30。さすがにちょっと早いかな? というわけで1階に入っているアジア系の雑貨屋さんにいってみることに。ぐるぐると見て回った中、ふと私の目に付いたのはハンガーにかかった服。てゆーか、そこについた値札(笑)1000円。やすっ。
 オフシーズンだからでしょう、ニット素材で襟ぐりや裾に模様の入ったベストが1000円。同じ柄のスカートとカーディガン。あとワンピース。さすがにそれは1900円でしたが。ベストとワンピースは胸元に長い紐がついていて、紐の先はまあるいポンポン。HKRさん曰く。
「メーテルだ」
 イメージしていただけましたでしょうか(笑)裾はサイドに切れ込みが入る形で丸くカットされた形。私がよく描く上着だな(笑)とにかくなんだかぴぴっときまして。なんかかわいいよっ!?
 ワンピースは「魔導師」とのコメントをいただきました。白とグレーがあったので「白魔導師」と「黒魔導師」ということで。このワンピースもけっこう気に入ったのですが、ちと着る機会がなさそう&ニットのワンピって洗って干すのが大変そう(重くなるから寝かせて干すのが正解ですか?)、あとおまけで安いのは確かだけどそこまで余裕はないというわけでワンピはやめて。
 カーディガンも職場はエアコンが微妙な温度調節きかないとこなのであれば重宝するんですが、惚れたのは紐と裾の丸みなのでこれもあきらめ(笑)……余裕があれば買ったかもしんないなぁ。スカートは上着とあわせて眺めたけど、これセットでは着ないな、と確信(笑)
「どうですか。お安くなってますよ。もう今日しか来ませんよ、ここ? おすすめポイントは『メーテル』ですね」
 なぜか隣でセールストークを開始するHKRさん(笑)
 うん、買った♪ オフホワイトに茶色系の模様が入ったベストを購入。4900円が1000円なり。やすーい。でもしばらく着る機会はなさそー。ニットだし。4月だし寒い日ならなんとか、てところかな? しかも仕事には着ていけないだろうから……いつ着よう(笑)そういや、ベストって……着るの何年ぶり?(笑)
 さて、そんなことをしていたらあっという間に時間です。エレベーターに乗ってカラオケにゴー♪

■今回は歌も

 多機種のカラオケが歌えるところで、部屋もそれなりに広い。おお、なかなかいい感じだ。そしてモニタは普通にひとつあるのですが、別の角度からも見られるようにということだろうか、壁をスクリーン代わりに投影機がっ!
「おお、すげーっ」
「部屋を暗くするとよく見えますよね」
「でも暗くすると絵が描けませんよ?
「はっ!」
 カラオケボックスという場所はオフ会においては絵をおねだりする場所なのです(笑)でも今回はちゃんと順番回して歌も歌いましたよ。私は1番手。いや、カラオケは好きなので、誰もなかなか入れようとしないと「じゃあ私が」ってやっちゃうんですよね。ガンダムSEEDの2番目のOP『moment』をひとりデュエットしてみる。
 そして歌いつつ、イラストをお願いしつつ、頼まれたものを描いていく3時間! 最初は2時間の予定だったのですがあっさり延長(笑)9人ですもん。足りませんよ、2時間じゃ。
 ちなみに私が頼まれたもの。
 

大人の男性(舞都さん)
ひ、人が苦手なものを〜っ。あうあう。あまりにへたれなのでおまけで女性も描く(笑)
セツと葵(arikさん)
arikさんの小説『Dreaming about you.』のキャラ。葵はなんとなくイメージできるのですが……セツが! 人間であって人間でないセツが! 私の中にあるイメージが私の絵では描けないんだ、セツ! 描いてはなおしつつ、ひたすら「こんなんセツちゃうねんっ」と叫んでしまいましたよ。トホホ。
なんでもオッケー(紫梳さん)
なんでも、ということでしたのでmyお題設定、中華街。ということでチャイナな女の子を描かせていただきました。
お題はおまかせ♪(綾野さん)
スケッチブックを渡され、突如降ってきたのは綾野さんとこでそろそろ動きだしたヴィジュアルノベルプロジェクトのユーリス君、14歳。術士の学校に通ってるってことで……なんとなく情けなさそうな雰囲気の少年と制服っぽい衣装デザインが脳内に降臨。つっても大したデザインじゃないですけどね(汗)そんなわけでさら〜っとふらいんぐユーリス君を進呈。
『もじゃ』で好きなキャラ(かりんさん)
お題をいただいた瞬間「びしいっ」と指でサインを送ってしまいました(笑)はっはっは、当然キリエス君をかくに決まっているではないですか。もうさらさら〜っと大神官様を描かせていただきましたよ。
まおひめ(©そぼろさん)で好きなキャラ(HKRさん)
普通ならアルヴィンを描くところなのですが(笑)それでは読まれていそうでおもしろくないのでシリスを。メイド服に気合が入っていたとかいないとか……。


 なんか、いろいろ描いたなぁ。そしてもちろんいろいろもらいました☆ すばらしき宝物たちは別ページにて♪ ふふふ、至福〜。

■めしーっ。

 18時から3時間たったわけですから当然21時を回っております。夕飯にしましょーという話になり……中華街をぶらつくも行く店が決まらず、「ファミレスでいいかー」ということに落ち着く(笑
 中華街を抜けててくてく歩いているとSmanさんが「うちって終電が11:30にはもう終わってるんですよ」とおっしゃる。…………んん? Smanさんの住んでいらっしゃる場所を考えると……あと2時間強じゃすでにギリギリでは?
「そうなんですよ」
 いや、落ち着いている場合ではないでしょうっ!? というわけでSmanさんと、「ひとりじゃ可哀想だし、オレもひとりで帰るの可哀想でしょ」と舞都さんのお2人はここでお別れ。お疲れ様でした〜。
「ゆいさんは大丈夫ですか?」
「終電検索してきました。23時過ぎても帰れますよ☆
「余裕ですね♪」

 到着したファミレスははっきりいってすいてました。でも店員の数が足りてませんでした。
「おタバコはお吸いになられますか?」
「(顔を見合わせて確認しつつ)あ、吸わないです」
「はい。……どうしよう。少々お待ちください」
 どうやら禁煙席はまだ前の客の食器が片付いていなかったらしい。しばらく待たされる。
「いや、『吸いますか』って聞かれたから『いいえ』なんであって『喫煙席でもいいですか?』って聞いてくれたらうなずいたのに」
「ねえ?」
 席は明らかに空いているファミレスでどうして座るまでにこんなに待たされなくてはならんのでしょうねぇ。
 隣り合った4人がけの席二つに通され、ようやっと注文。甘いものに心惹かれつつカニのアメリカンソーススパゲティを頼む。……アメリカンソースってどんなんだよ。しかも持ってきたウェイトレスさん、
シーフードのパスタお待たせいたしました」
「???」
「アメリカンソースの……」
 店員がメニューの名前を勝手に変えないように(笑)貝類があまり好きじゃないから「シーフード」とつくメニューはそうそう頼まんよ、私。わからんかったじゃないか。HKRさんのハンバーグには頼んでいないライスが付随しそうになるし。やれやれ。


 なんかいろいろ話していて、ゲームの話になりました。
ゆ  い「あー、夏にはゲームキューブ買わなくちゃなぁ〜。なんかソフトとハードがほぼ1:1ですよ」
HKRさん「てゆーか、ゆいさんの『ゲームのためにハードを買う』のにはついていけません」
青葉さん「? ゆいさん何を買うんですか?」
ゆ  い「GCでテイルズオブシンフォニアがでるんです」
青葉さん「……………………」
ゆ  い「ああっ、あきれられたっ!?」
青葉さん「……いや、感心しちゃって。本当にテイルズ好きなんですねぇ」
 はい、大好きです。シンフォニアの前にGBA版ファンタジアがでるぜ、このぉ。
 しかし自分でもハードが多すぎと思います。改めて所持ゲームを考えてみよう。
ハードソフト
SFCTALES OF PHANTASIA、魔導物語はなまる幼稚園
PSTales of Destiny、TALS OF PHANTASIA、Tales of Eternia、
Tales of Fandom Vol.1、ブレイブサーガ
PS2Tales of Destiny 2
GBテイルズオブファンタジアなりきりダンジョン
GBAテイルズオブザワールドなりきりダンジョン2

 テイルズ以外は2本だけかよ(笑)うーむ、サモナーズリネージ以外のテイルズは全て買ってるからなぁ……。サモリネも買いたい……。じゃなくて。ほんっと、テイルズのためにハードを買ってるなぁ、私。

 そしてTOD2のホモくささについて青葉さんと力説(笑)「買おうかどうか迷ったんですけど」というかりんさんに「そういうネタを笑って流せるなら面白いと思いますよ」とあれやこれや語ってみたり(笑)あの時(TOD2発売後)だけはうちと青葉さんで日記内容がリンクしてましたよねー。


 さて、食事も終わり、いい加減に出ましょうかとなって……会計に待たされる。
 頼んでいないからさげてもらったライスの値段の処遇がうまく修正していなかったらしくしばらく店員がうろうろ。そしてどこかへ消えたままなかなか帰ってこない……。おーい。いい加減にしないとこのまま帰るぞー。いや本気で何分待たせるつもりですか。いくら客の少ない時間帯だからって体制に問題あるんじゃないですか? やれやれですな。

■さよーならぁ

 今回のオフはお泊り組と帰宅組がありまして。私は帰宅組です。翌日参加にしても家から通った方が安上がりなんですもの(笑
「で、ゆいさん明日はどうしますか?」
 ……考えました。参加したいのはやまやまだし、時間は空いているのです。でも……財布の中身が淋しすぎっ。もう1日この調子でお金を使ってたらかなりやばいことに(汗)給料日前だし……。ということで残念ながらパスすることにしました。ちょっと淋しいですけどねー。
 お泊りの方々はこれからタクシーを拾って宿へ向かうとの事。帰るのは私と紫梳さん。
紫梳さん「バスがなくなってたらどうしましょうか、タクシーで桜木町までいきます? 歩くと遠いですし」
ゆい「(タクシーは金がかかるぅ)歩くとどのくらいなんですか?」
紫梳さん「15分くらい?」
 すんません、それめっちゃ普通ってゆーか、全然遠くないです、私の感覚では。ということでまずはバス停を目指して歩き……バス停が見当たらず(爆)しばらく歩いていると
「てゆーか、もうそこが横浜スタジアムで関内駅がすぐそこなんですけどね」
 じゃあ関内でええやん(笑
「ですねー」
 針路変更、関内駅へ。通りすがりのおじさんに道を聞かれるが紫梳さんも分からない場所を私が答えられるはずもなく。「とりあえずスタジアムはそこですよ〜」と言い置いて去る。
 てくてく歩きながら帰りのルートをどうしようか考える私。終電検索かけたルートは行きとは違うんです。川崎から南武線→登戸で小田急というルート。こっちの方が遠回り。でも小田急の部分は定期が使えるから値段は行きの横浜線→町田乗り換えルートとほぼ変わらず。むしろ40円安い。その差は約20分。ついでにいうと終電の検索しかしていないので小田急線上りの終電がわからない(笑)
 上りの方がけっこう早く終わっちゃうんですよね。町田で電車なくなると暗い田舎道を45分歩く羽目になるし……。確実性をとって登戸ルートで帰りましょう。
 さて、切符を……ちゃりーん。う、なぜだ、なぜ100円玉が1枚だけ入ってくれないんだ。540円の切符を買いたくて、小銭はちょうど550円なのにっ。てゆーか、今日持ってる100円玉って行きの切符のお釣りのはずなんですけどっ? わからん……。えぐえぐゆーてたら紫梳さんが500円玉と交換してくれました。ありがとー♪ 無事に切符購入。はっ、電車が到着してしまいましたよ。急いでホームへ〜。
 電車は紫梳さんが先に下りてお別れ。またカラオケ行きましょうね〜!!

 その後、休日ダイヤの夜遅くだというのに怪しいくらいにスムーズに電車が接続。久々に歩き回って疲れたわりには寝過ごすこともなく、無事に帰宅できました。ちなみに家に着いたのは24:20くらいだったでしょうか。
 今頃お泊り組はお酒飲んで騒いでいるんだろうなーと思いつつ、ばたんきゅ〜。おやすみなさいなのです。そんなわけで2日目の様子は他の方のレポートに期待! かりんさんがサイトを立ち上げることにも期待!<しつこい
 それにしても皆さんいい方ばかりで楽しかったです。うふふ、次回はどこに行きましょうね♪