北海道オフ会レポート XREA.COM

■最終日、朝

 今日はそぼろさんもまじえて行動です。ばしこさんは実家がこっちで、顔を見せるように言われたそうで、今日は別行動をすることになりました。というわけで車内はHKRさん、そぼろさん、青葉さん、私の4人。ホテルをチェックアウトして、目的地『開拓の村』を目指しつつ、朝ご飯を食べる場所を探すことに。
 ナビにそって走っているとあまり飲食店のない道路。とりあえず皆で店を見逃さないように目を光らせつつ進む。開店時間が遅くて入れなかったり、いろいろ通り過ぎて、だんだん開拓の村に近づいていく。どうしよう(笑
「マクドナルドはっけーん」
「じゃあ、マクドナルドにしますか」
 すいーっと車を寄せ……
「あ、向こうにモスがあるっ!」
「モスの方がいいよね」
「うん」
 ふらふら〜っと車を戻す。うーむ、なかなか迷惑走行だったかも。そして開店直後のモスバーガーへ。本日最初のお客様だ。
 注文をすると、今日からのキャンペーンとかで、店員さんとじゃんけんをして勝ったらスパイシーモス(だったっけ?)の無料券がもらえるという。ひとりずつじゃんけん。私は負けました。すごすご。いいんだ、辛いの苦手だし。そして二度と来ることはないと思われたので、勝った方々はその場で券を使っちゃう。何を話したのかはあまり覚えていない……が、なぜか自分の住んでいた都道府県の形に話題がとんだよーな。
 あと、やたらめったらトイレが豪華だった……。ひろびろ。

■開拓の村

 駐車場ひろびろ。天気は良好。とってもよい感じです。駐車場からてくてく歩いて、チケットを購入。傍らにスタンプ発見。しかもスタンプ用の紙まで用意してある! すばらしい! でもやっぱり押すのは私だけ。……お手軽に記念になるじゃないかー。
 さて、入場すると目についたのが……はいからさんな格好(はかま姿にブーツ、といいたいらしい)の女の人。あれは、どこかで着付けのサービスでもやっているのか? それとも働いている人か……? どうやら後者のようです。
 そして目の前に馬車鉄道の乗り場。時間を調べると、少し待てば来るらしい。せっかくだから乗ることに。札幌市内の馬車と違って安いしね♪ やがて馬がかっぽかっぽとやってきました! わーい、馬だ〜! 乗り込めー!
 なかなか小さいです。向かい合って座るのですが、これ、吊革あるけど、間に人が立てるのか? てくらい。馬にしてみれば、そんなに大人数ひっぱってられっか、って感じでしょうが(笑
 のっそりと動き出します。ああ、重そうだ。頑張れ、馬。歩くよりは早いかな? くらいのペースです。景色よりはむしろ馬を楽しみながら、かっぽかっぽと終点へ。降りた後、つながれた馬を皆で眺める(笑)なぜにここまで馬をみるのか、私たち。
 さて、歩き出すと小さなお店があります。瓶の牛乳が売っていて、乳脂肪4.0とかなり濃いめ。小さい頃、濃くて飲めなかった思い出が。でもなんだか皆さん気になったご様子なので立ち寄って購入。私はとりあえず見ていました。……ふつうにおいしそうだ(笑
 どこから見るかと考えていて、たしか最初に入ったのは蚕から糸を作るところ。桑の葉をはいまわるお蚕様を見てきました。説明してくれている人はボランティアらしい。虫眼鏡も置いてあったのでずーむいん。触るのは勘弁ですが、見るのはけっこう平気な人です、私。お蚕様を正面から眺めてみたり。わしゃわしゃ。ま、気持ちいいもんではないですね(笑
 旧北海中学校は廊下の壁面いっぱいを使って小学生の絵画コンクール(?)の絵を展示してありました。面白い構図のものがあったり、賞をとっているだけあってめっちゃうまいのがあったり。皆であれがいい、これがいいと眺めてきました。この開拓の村でやった写生大会だったのかもしれない、と今になって気付く。いや、敷地内の建物ばっかりだったからさ。だから展示してたのかな?
 教室に入ってみると木製の机がなんだかかわいい。椅子と一体型なので片側からしか座れません。反対から座ろうと思ったら足をあげないと無理だなー。思わず座る。みんなでまったり。
「この机ほしいー」
という声が(笑
 さて、学校を出ててくてくと。ぽかぽか陽気に風がさやさや。気持ちいい〜♪
「ゆいさん、暑くないですか?」
「ちょうどいいです」
 さらに歩くと旧有島家。見たいといったのは青葉さんでしたっけ? 外から見ると和洋混在な、いかにも一昔前の日本家屋(笑)それにしても部屋小さい、階段急! 昔はみんなこんな家に住んでたのかしら。

■ごはん……?

 まだまだいろいろ見て回りましたが、さっくりはしょって(爆)帰り道。そのまま空港に行くには早いし、別のところへ行くには時間がないし、なんか食べてしゃべりましょう。というわけで行く時にはまだしまっていた不二家レストランへ。ついでに地図を確認しよう(爆)……いや、そぼろさんを近くの駅までお送りするにあたって、「今どこらへんにいるの?」ということに(笑
 実はそこそこおなかがすいていたので普通の食事を食べられそうだった私ですが、皆さんデザート系オンリーだったので右にならえ。だって、1人だけふつーにご飯食べるのもちょっと、ねえ?
 で、地図を見てるだけじゃ埒があかないので店員さんを捕まえて聞いてしまった。ありがとう、ウエイトレスさん! おかげでどの駅が近いかわかったよ!
 そんなわけでカーナビくんの指定を変更して駅までそぼろさんをお送りする。たった1日でしたがとても楽しかったです! いつかまたお会いしたいものです。

■帰り道

 それでは、まだ時間に余裕がある気もするけれど、空港へ向けてしゅっぱーつ。空港へ向けて、といっても車を返すのでレンタカーの会社までですけどね。3人になった車内はちょっと広い。
 すぐ近くに同じ会社の別支店がふたつ並んでいるってどういうことなんでしょう。HKRさんてばあやうく間違えるところでした。で、手続きを済ませて荷物を持って送迎のバスに乗り込み……。
「CD、車の中に忘れたー!」
 慌てて引き返すHKRさん。バスが出る前に気付いて本当によかったです。次に手続き済ませていた人たちも乗るのかと思いきや、いろいろやっているようで、結局3人だけでバスは出発。ばしこさんの分の荷物も車に入れてあったので、持って歩くのがちょっと大変。でもやっぱりカートだと楽ですわ〜。がらがら。
 下ろされたところのすぐそばにあるエスカレーターが停止していたのにびびりましたが、近づくと動き出しました。省エネなのですね。いやー、この荷物で自力で上がれって言われたらどうしようかと思ったわ。
 ばしこさんもしばらくしたら到着だそうで。とりあえず荷物も邪魔だし、先に搭乗手続きを済ませてしまいましょう。ふふ、窓側の席をゲット♪
 あまったお菓子とかをとりあえず私が持っていたので「どうしましょう?」と聞いたら「あげるから、それで飢えをしのぎなさい」といわれました。てへ。貧乏人です。ありがたくいただきました。
 ばしこさんと合流して、まだ時間があるのでお土産を見て回ることに。土産屋がたくさんです。少し歩くとすぐに同じ物に出会います(笑)白い恋人とか……。そういえば実家はすぐには帰らないけど、何もお土産ないんじゃ不義理かしら。というわけで白い恋人げっとです。今まで北海道のみやげで六花亭のチョコはもらってきたけれど、実は白い恋人は食べたことのない私。家族も食べたことないはずだ。今度帰ったときのおみやげにしよう。

■再び飛行機

 やっぱりわくわくしながら搭乗(笑)席は窓側からのふたつ。正面にスチュワーデスさん。向かい合って座る形になるのでびみょーに居心地が悪いかも。しかも前に座席がないのでモニターが見当たらない。どこ? 青葉さんとしばし探す。どうやら肘掛の下から引き出すようです。つまり離陸して安定するまで出せないのね。ちぇ。
 離陸前、機内アナウンスで目的地とか言ってくれるのですが「東京、現在の天気、晴れ。気温30度」…………さっき道路の脇でみたデジタルの温度表示はたしか20度……。ぴったり10度差かよっ!?
「帰りたくない……」
 一番強く、そう思った瞬間でした。
 壁面のポケットに入ってた雑誌をいろいろ見ていた青葉さん。ふと1冊を手にとって私に見せてくださいました。その名も「機内誌アルカス」……!
「ネタですよね?」
 はい、ネタです。ちなみに何のことか分からない人はリレー小説PROPER連載中のもじゃへGO! ふふふ、ネタ提供ありがとうございます。
 さて、そんなこんなでいよいよ離陸。さらば北海道。涼しい土地。空の人となったところで早速モニター取り出し……あう。なかなかうまく引き出せず、スチュワーデスさんに手伝ってもらう。高度がどんどんあがっていくよ、千歳がどんどん遠のくよー。
 リモコンを取り出してみると……おや? 十字キーに少し懐かしい配色の4つのボタン……すーふぁみ? そう、ゲームができるのです。テトリスやりましたさ(笑)あんまりやりすぎると酔うのでほどほどに。
 そして、やはり1時間半は短いものです。あっというまに羽田到着。うおおお、暑い、暑いぞおぉ! ともあれ、青葉さん、ばしこさんともここでお別れ。次もぜひご一緒したいものです。
 2両編制の南武支線を20分待ちしつつ(泣)今回の北海道OFFは終了です。次回は来年春に中華街オフ予定? 今回ご一緒した皆さん、楽しいひと時をありがとうございました♪