02/3/10オフ XREA.COM

これは2002年3月10日に行われたHKR ROOMオフ会のレポートです。
ゆえにHKR ROOMに行ったことがないとわからない部分があります。ご了承ください。
なぜか参加されていないそぼろさんの小説『魔王と姫君』も読んでいないとわからない部分があります(笑)ご了承ください。

参加者(50音順)
・HKRさん(HKRROOM)…今回の主催にして主賓。
・Smanさん(Sman Page)…今回最年少。
・青葉さん(ZERO hour)…なりゆきで幹事に。ご苦労様です。
・綾野さん(AYANO BRAND)…徹夜仲間(笑)
・舞都さん…前日も会っていたりする。
・ゆい(Mythical Sky)…このレポートの提出者。

■はじまり。

2002年3月10日。記念すべきHKR ROOMのオフ会である。
集合は午前8時、いけふくろう前。
なのに前日、部室から帰れなくなって徹夜で麻雀(爆
4半荘で6:20くらい。まさに、今ここを出るとちょうどいい時間になっていました。そんなわけで一睡もせずに中央線に乗り込む。車内でうとうとしてから9:45池袋駅到着。
さあ、いけふくろうを探すぞ!

■いけふくろうの前で僕らは出会った。

なんとか迷うことなくいけふくろうを発見。
女性の2人組みがいるのでそうかな〜と思いつつちょっと遠目にしていると向こうから声をかけていただきました。
声をかけてくださったのが綾野さん。おお、徹夜仲間ですか!
その後ろにいらしたのが主催者HKRさん。うおお、なんてかわいらしい人なんだ!
思わず心の中で叫びましたよ、私は。
さらに待つこと数分。
その間に「なぜいけふくろうは胸は左が前に出ているのに足は右が前なのか」とか、「目が赤と黄色なのはなぜだろうか」という話題に花を咲かせつつ、青いGBAを持っている女性(青葉さん)が実はすでに来ていないかとかアフロに眼鏡の男性(Smanさん)はいないかとかきょろきょろ。
やがて現れた青葉さんはHKRさんにお土産をお渡ししていました。
ああ、そう言えば私も何か差し上げたいと思っていたのに……徹夜だったし。
その後Smanさんが登場。赤いニット帽をかぶっていらっしゃるのでアフロは見えず。全員そろったのでまずは朝ご飯♪

■ジェネレーション・ギャップ

池袋を1番知っていらっしゃる青葉さんを先頭にして移動。
最初はファーストフードでいいか、という話だったのですが考えてみればサンシャインの水族館がそんなに早く開いているわけはない。10時なら確実だろうということでそれまで時間を潰すならとデニーズに決定。
HKRさんが青葉さんのお土産を開封〜。
『職場の販促品』とおっしゃるそれは、PCショップなどでみかける猿のぬいぐるみ。なるほど、そちらにおつとめですかー。レアなお土産ですね。
とりあえずまったりと雑談に花が咲きます。今日は池袋までどのくらいかかりましたかー? とか。(HKRさん「10時間!」<北の地から夜行でいらっしゃいました)初代ゲームボーイは今のに比べてやっぱり大きいとか。その流れでゲームウォッチに話がいき、Smanさんとのジェネレーションギャップが明らかになる(笑
とはいえ、私もドラクエはやっていない人なのでHKRさんと青葉さんの盛り上がりについていけず。悔しいので(笑)カセットビジョンなるゲーム機について説明してみました。やはり誰も知りません(笑)きこりのよさくがいいんだよー。

■放置プレイ

第一の目的地、サンシャイン国際水族館。
ちょうど10時に開館でした。しかし私も事前にHP見て、値段まで調べたくせに肝心の開館時間を覚えていないってどうだろう。
春休みのせいか小さな子どもを連れた家族とか、お子様の団体がいてにぎやかでした。でもはじめて来た時は皆ラッコに群がっていたけれど今回はそうでもありません。昔ほどの人気はなくなったのですね。眠るように水面をたゆたっていたラッコが印象的です。
エイやウツボ、その他いろいろの水槽では餌付けショーをやっていました。
解説「おねえさーん、危険だとは思うんですが、皆に見せるためにウツボを穴から出して抱えてくれませんかぁ?」
餌付けのおねーさん「えええ〜!?」
オーバーアクションのおねーさんに思わず笑ってしまいました。ウツボは大きかったです。180cm。
さらに、水族館のくせにカエルを見たりフラミンゴを見たりもしつつ最後のマンボウ。正面図をカメラに収めるHKRさん。
アシカのショーがはじまるというので見ていくことにしました。
芸を見せてくれるのはアシカのレイちゃんとクゥちゃん。
さらにおねーさんがペンギンのムサシ君を紹介してくれました。が、彼は芸を覚えていないので舞台の隅で放置。アシカが元気にボールを回したり、滑り台をすべったりしている横で、じっとしているムサシ君。
「どうも、ありがとうございましたー!」とおねーさんとアシカが去っていった後、舞台上にぽつんと立ち尽くすムサシ君。
その場にいる皆で『放置プレイ』だと意見が一致しました(笑)
あそこまでじっとしているのは既に芸ではなかろうか。さすがに子どもに触られると嫌がってましたが。
とりあえず今回、水族館は『放置プレイ』が一番のヒットということで。

■メルヘンへようこそ。

水族館を出たところで舞都さんと合流。
カラオケの予約は14時からで、ただいま12時を過ぎたところ。
さて、何をしようかというところで水族館に向かう途中、青葉さんがおすすめ(?)していたカフェテラス、Milky Wayへ行ってみることになりました。
……お星様です。窓際の照明も店員の制服も壁もテーブルも、とにかく星があしらわれています。メルヘンなお店を謳っているらしいのですが……いくら星だからといって、星条旗はメルヘンではないと思います、制服。
13星座をテーマにしたパフェがありましたが、おなかがすいていなかったので私はパス。HKRさんと綾野さんがチャレンジなさいました。なかなかのボリュームです。私が頼んだ飲み物は背の高いグラスが星型。ストローがなかったら絶対に飲めませんね。
青葉さんが「読めといわんばかりに裏を上にしておいていくからぜひ読んで」とおっしゃったこの店の伝票には、ポエムが載っていました。クサイというよりむしろ何を言いたいのかわからないです! 「ティー(?)それともカクテル(?)」ってなぜカッコがあるのですか!? 「意味がわからない」とおっしゃった綾野さん、理解しようとしただけ立派です。私は理解する努力を放棄しました(笑)
さらに、実はストローについていた星型の紙の裏にもポエムを発見! タイトル『コーヒーシャワー』。これまた理解不能。「浮気な君へのI love you.」
むしろただの勘違い野郎だったらどうしましょう。浮気でもなんでもなくただストーキングして勝手にポエムを捧げているのです。……やばいよ、それ。
このポエムについての考察は綾野さんがなさってくださるはずなので乞うご期待♪
いやぁ、メルヘンを何か誤解している素敵な店でした。
そしてご馳走様でした、舞都さん。

■ジンバブエ科

カラオケの予約時間より少し早めに出て、HKRさんのホテルのチェックインをすませることにしました。池袋を東口からメトロポリタン口へ移動。どこをどういったのやら(笑)
HKRさんを待つ間、綾野さんは何を専攻されているんですか? という話が出ました。「生涯学習です」と答えた綾野さん。そこへ青葉さんが「ジンバブエ?」
な、なぜジンバブエですかっ? 聞き間違いといっても何故にっ。
「え、でも生涯学習とジンバブエってちょっと似てません?」
すみません、ちっとも似てないと思います。
私も卒業したのは今は生涯学習と名を変えた生涯教育専攻。綾野さんと2人で「私たちってジンバブエについて論文を書いたのですか」と大笑い。
『ジンバブエ入門』とか『ジンバブエ特論』とか、さらには『ジンバブエ演習』があるのですね。
ジンバブエ科に入るとジンバブエにいくことが出来るそうです。ジンバブエに行くにはパスポートはいらないけれど学生証が必要。
ジンバブエ科のマスター(修士)はジンバブエでエリート職につけます。
ドクター(博士)ともなるとジンバブエが支配できます。ドクターは1人ではないので持ち回り制。ゆえに収入は日当で。1日の稼ぎは大きいけれど自分の担当の日にしかもらえません。次に順番が回ってくるまでその金で生活するのです。ドクターが何人いるのかが大事なポイントですね。
日ごと、支配者が変わると法律も変わります。綾野さんがドクターになった暁には「1人一つポエムを作ること」という条項が加わります。
…………ジンバブエの皆さん、すみません。
誰も話を転がすばかりで止めないものだからエスカレートしまくりです。ホテルの前で笑いの渦です。特に私と綾野さんはおなかを抱えて笑ってしまいました。このノリでオフ会も実行されたのですね。
ちなみにジンバブエはザンビアと南アフリカ共和国の間にある国だそうです。

■ネコマンにライバル現る。

気を取り直して青葉さんが予約してくださったカラオケ「パセラ」へ。ここの新宿店に以前行ったので心の中で青葉さんの選択に賛辞を贈っていました。だってHyper JOYを含めた多機種が歌えるんですもの! まぁ、今回は歌よりお絵かき&だべりがメインでしたけどね。
それでも青葉さんと私は掲示板でイロモノ宣言をしていたとおり、古いアニソンとか特撮とか歌ってみました。じゅてーむ・おすかる。青葉さんとはぜひまたカラオケをご一緒したいものです。
HKRさんは『仮面舞踏会』を熱唱。むしろ絶叫。こ、こんな『仮面舞踏会』は初めて聞いたわ! あまりの出来事に思わず敗北宣言。まいりました
青葉さんのクロッキー帳を拝見させていただきました。うおぉ! 美麗イラストがたくさんならんでいます!
「たつき君を描いてほしい」とそれを手渡されたHKRさんは「人が見ていると描けない〜」とおっしゃって「テンションをあげるため」謎なキャラクターが描き出されていきました。ネコマンにはじまり、ニセモノロボ氏、50円のおもちゃの勇者……。青葉さんは全部UPしてくださるそうです(笑)
本当は私も普段使っている落書き帳を持ってこようと思っていたのに……! くうぅ〜、悲しいっ。家に帰れなかったせいです。
お互いに紙を持っていなかったのでHKRさんにおねだりはできませんでしたが青葉さんからは美麗なアルヴィンを強奪させていただきました☆ そぼろさんのところで「アルヴィン生産部長」と名高い青葉さんのアルヴィンです。ありがとうございます! うはー、青葉さんの直筆ですよ〜。うははー。
生産部長によるアルヴィン♪
お言葉に甘えて僭越ながら青葉さんのクロッキー帳に私の絵を描かせていただきました。アルヴィンとたつき君を描かせていただきましたがなんだかやっぱり大人の男性は上手く描けず申し訳なかったのでおまけで「アリア9歳、剣を振るう」の図を描いてみたところ、かわいいとおっしゃっていただけて幸せ気分にひたりました。ああ、素晴らしきかなオフ会!
舞都さんがHKRさんにイラストをお願いしていると、ふたたび謎キャラが紙に現れていきました。その中に縦長なネコマンが。いや、ネコマンではない。彼は打倒ネコマンを誓うライバルなのだ! よく見ると額の文字もNではなくMになっている(あとからつけたされた・笑)!
「ネコマン放送しましょうよ」とSmanさん。それでポエムな歌詞のテーマソングをつけるのです。こう、エンディングのバラードで。オープニングは「行け行け、ネコマン!」みたいな感じ(笑)このネコマンの物語に綾野さんがだいぶ乗り気でいらっしゃるのでそのうち何か読めるかもしれません。なんか、全部綾野さんに振ってますね、私(笑

■薄闇の中で

18時になり、昼にほとんど食べていないためそれなりに空腹です。そのままパセラにくっついている居酒屋風の多国籍料理の店へ。
やけに暗いなと思ったらあとからアルコールランプが点火。なんだかひっそりした雰囲気。睡魔が誘発(笑
ここではHaphazard作中に登場する雑誌『奥様の友』が話題になりました。
「『激写! あの勇者リュカーに隠し子!?』とかのったりして」
「激写って、あの世界って写真あるんですか?」
「ないです」
「じゃあ、誰かが絵を描いて。激写生」
「『今月のポエム』ってコーナーどうですか?」
「やっぱり増刊号もあるんですかね」
「今年のポエム大賞! とか」
「ポエムだけで1冊出すんですかっ」
etc...
いやぁ、楽しかったです。徹夜組の綾野さんと私はそろそろ油断すると意識が飛びそうになってきましたけど(笑)
そしてSmanさんは花粉症でつらい鼻の通りをよくするべくトムヤムクンの辛さと格闘していらっしゃいました。だ、大丈夫だったのでしょうか。私は一口で断念しましたよ。辛いの駄目なんで。
店員さんにお願いして記念撮影もしました。
早くも次回の話も? HKRさんが「次は北海道で」とおっしゃいました。そぼろさんに会おうツアーですね。いいですね、北海道。行ったことがありません。
そんなこんなであっという間に20時です。HKRさんにお会いしてから12時間が経過しました(笑)「おはようからおやすみまで」とどこかのCMのような状況ですが、さすがにそろそろ解散です。
結局Smanさんの帽子の中はどうなっていたのでしょうか。密かな心残り。
本当ならもっといろいろ喋っていたいくらいだったのですが、やはり眠気が……次の日が仕事だということを考えると。ああ、月曜日も休みなら夜中まででもおつきあいするのにっ。<むしろ迷惑だろう

■おわり。

おうちに帰るまでが遠足ですからね。……ちょっと違う。
HKRさんはホテルへ。残る5人も池袋駅で解散です。私は新宿まで山手線。何故埼京線じゃないかって? 新宿についたとき、小田急線から遠いのですよ、埼京線のホームは。
そして電車の中で座ると同時にうとうと。それでもなんとか無事、乗り過ごすことなく小田急線に乗り換え。途中で乗り換えるのが嫌だったので各駅停車でゆっくりと。
しかしやはり睡眠時間が完全に不足でした。翌日、午前中は仕事がほとんどすすまず(汗)
PCの前で本を手にしたままぼーっとかたまること数度。睡眠時間って大切だなと再確認です。
同じく徹夜だった綾野さん、東北からハードスケジュールでいらっしゃったHKRさん、月曜日から仕事の青葉さん、舞都さん、ひとりお休みでうらやましいSmanさん(笑)本当にお疲れ様でした。ぜひまたお会いしましょう!